ご挨拶

薬眞堂薬局 小手指店店内 皆様 こんにちは。薬眞堂薬局です。薬眞堂薬局では30年以上の豊富な経験を持つ薬剤師がご相談を伺っております。

 中医学漢方では陰陽の調和、気血津液・五臓六腑の円滑な機能の維持によって、恒常性が保たれ健康でいられると考えられています。それが崩れると体調も崩れ病気になる事もあります。

 ですから中医学漢方において身体の状態の把握は重要なポイントです。不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順など気血精の不足、また気血の巡りの悪い状態の事が多く、それには肝・腎・脾が深く関わります。腰痛・関節痛・坐骨神経痛も肝腎の衰えが元になっている事が多く、アトピー性皮膚炎は脾が関わっている事がよくあります。

 このような中医漢方の見方に立ち、確かな弁証論治の力で 自然治癒力を高める身体作りをしていきませんか?

 是非お気軽にご相談下さい。

薬眞堂薬局からのお知らせ!

■中医学基礎講座のお誘い
狭山台店では第3木曜日の午前に中医学の基礎講座を行っています。
西洋医学と健康や病気に対する見方が違います。
陰陽・気血津液・五臓六腑など意味を理解して健康に役立てませんか?
  2019年中医学基礎講座
4月・6月・7月・8月・9月・10月の全6回(5月はお休みです)
第3木曜日 10:30~12:00    費用 500円(資料代として)
お電話でお申し込み下さい  TEL 04-2958-2906
内容:
 1回目 中医学の世界観と陰陽五行の話
 2回目 気血津液や五臓六腑の話
 3回目 中医学による身体の見方(四診)
 4回目 病因や病機は何故重要なのか?
 5回目 気血津液の異常の見方と治し方
 6回目 臓腑の異常の見方と治し方

狭山台店 第3木曜日はお休みです。

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子宝相談

中医学漢方で身体づくりしましょう。

元気な赤ちゃん 中医学漢方で身体作りするならば、中医学漢方の理論が大切です。何故なら、薬効で使うのでなく、身体のバランスのひずみを少しでも改善する為のアプローチだからです。

 

 

二七にして天癸至り、任脈通じ、太衝の脈盛んにして、月事時を以って下る。故に子有り。

 月事時を以ってくだるとは月経がはじまるという意味です。腎は生長・発育・生殖を主るといって、人の発育は腎気の充実を関係しています。二七(14歳)くらいになると腎気は益々盛んになって天癸(生殖機能の成熟を促す物質で腎気と密接な関係がある)至りる。

 そして衝任の二脈に通じて子供できるようになります。これは脾・肝・腎と血海(胞宮)をつないでいます。ですから生殖機能において腎は重要ですが、肝・脾も重要です。ただし五臓は相生相克で関係している事も忘れてはいけません。また督脈・帯脈も胞宮の正常な生理機能の保持に大切です。

月経周期に合わせて漢方を考える。

妊娠中 基礎体温をみると女性の身体には周期がある事がわかります。ちょうど夜と昼が繰り返しくるように、低温期と高温期が繰り替えされます。低温期は陰 高温期は陽の時期にあたります。

 また月経期は陽が極まって陰に転化、排卵期は陰が極まって陽に転化するという動きのある時期です。この考えに合わせて漢方や漢方食品を運用していきます。

痰湿瘀血が正常な営みを邪魔している。

 痰湿や瘀血は経絡や血脈の気血の流れを阻害するものです。これらは病理副産物ですが、なぜこの状態になったかを考えて 解消する必要があります。

寒と熱

 胞宮をとりまく環境は冷えも熱もよくありません。冷えて血行がわるくなれば瘀血のもとですし、熱は気や精血の消耗につながります。熱はストレスと関係した肝鬱化火や陰虚による虚熱、また 血熱や心肝火旺などいろいろな状態が考えられます。

 自分の状態を知って身体づくりしましょう。

平成31年3月勉強会

3月の講義は戦冬雲先生による『中国の最新情報から学ぶ中成薬の応用』でした。

逍遥顆粒・衛益顆粒・麦味参顆粒・阿膠の使われている婦宝当帰膠を中心に話をききました。

逍遥顆粒…春は肝の季節です。(五行学説)
『肝は血を主る・肝は疏泄を主る』ですから血や気血の流れのコントロールは肝と関係しています。
先生の飲んでいる中国の逍遥散の丸剤を見せて頂きましたが、お店に来る中国のお客様も逍遥散の丸剤を持っていて見せてもらった事があります。
中国では女性なら誰しも使った事があるポピュラーな漢方薬といえるのかもしれません。

逍遥散は肝の2つの機能を補うとともに相克関係にある脾をバックアップする組み合わせになっているからだと思います。

逍遥散の内容を紹介します。
柴胡…主薬…肝気の流れをよくする  助ける 薄荷(涼散)・煨生姜(辛散)
当帰・白芍…陰血を補充
白朮・茯苓・甘草…脾の運化機能をバックアップし気血の生成を補助する
(「肝は脾を克する」関係だから助けてあげないとね)

因みに加味逍遥散は逍遥散 プラス 牡丹皮・山梔子
だから逍遥散使うような症状が化熱してイライラ・怒りっぽい・顔面紅潮・口乾などか現れた時に!

五行と五臓の関係で考えると肝は木
春に木はのびのび枝をのばしたい。それは肝の同じ。だからゆったりのびのびの気持ちになれない時は逍遥散が助けになります。

私も好きな方剤で、女性のみならずストレスがかかりやすい男性にも使って頂いています。

逍遥散と同じように疏肝・補血・健脾の3つの働きがある方剤に抑肝散があります。
違いは肝木の主気である風を消せる事です。
肝血不足で肝の疏泄機能の失調により内風が吹くと身体がそよいだり、ゆれたりします。
痙攣・ひきつけ・ふらつき・ふるえなどはそのせいです。

衛益顆粒…春は寒暖差と花粉のせいで衛気は大活躍!

衛益顆粒はその名の通り衛気を益す漢方薬です。
衛気は身体の防衛隊です。鼻やのどの粘膜に集まって防衛したり、全身を巡って身体を温め毛穴を開閉して冷えから守り、急な温かさで汗とともに気血が出て行ってしまうのを防いでいます。
花粉症の人も寒暖差アレルギーの人も、衛気虚です。
もともと衛気虚なのか?なんらかの理由で衛気虚になったのか?
とにかく衛気をしっかりさせ防衛力をつけていきましょう。
その為の衛益顆粒です。

前年成都中医薬大学 耳鼻科研修の際 衛気不足の人の処方中には30gもの黄耆が入っていました。
黄耆は薬用人参と同じ補気薬ですが、人参のように飲んですぐに活力が出たと感じるものではありません。でも、服用していくと防衛力だったり・傷の修復力だったり、疲れやすさや浮腫みがとれたりと確実に身体に力がついていくと感じています。

婦宝当帰膠…春は肝・肝は血

婦宝当帰膠は当帰が6割近くしめる当帰のシロップですが、この中に阿膠も入っています。
阿膠はロバの皮から抽出したコラーゲンです。
古くから女性に愛され楊貴妃は阿膠を飲んでいたから肌のきめが細かく弾力があったとか、西太后も飲んでいたから70過ぎても少女のような肌で艶のある豊かな黒髪だったとかいわれています。

心配な事にその阿膠が近年高騰しているそうです。

女性は血が不足しやすく気は余りやすいというそうですが、婦宝当帰膠は女性の身体にはとても良い漢方薬です。

月経不順・冷え症・妊娠を希望する方・産前産後に服用して身体を整えましょう。