ご挨拶

薬眞堂薬局 小手指店店内 皆様 こんにちは。薬眞堂薬局です。薬眞堂薬局では30年以上の豊富な経験を持つ薬剤師がご相談を伺っております。

 中医学漢方では陰陽の調和、気血津液・五臓六腑の円滑な機能の維持によって、恒常性が保たれ健康でいられると考えられています。それが崩れると体調も崩れ病気になる事もあります。

 ですから中医学漢方において身体の状態の把握は重要なポイントです。不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順など気血精の不足、また気血の巡りの悪い状態の事が多く、それには肝・腎・脾が深く関わります。腰痛・関節痛・坐骨神経痛も肝腎の衰えが元になっている事が多く、アトピー性皮膚炎は脾が関わっている事がよくあります。

 このような中医漢方の見方に立ち、確かな弁証論治の力で 自然治癒力を高める身体作りをしていきませんか?

 是非お気軽にご相談下さい。

薬眞堂薬局からのお知らせ!

桜が咲くとあとは次々に花が咲きだし、若葉の薫る季節ももうすぐです。
毎年中央公園ではスミレが咲いて桜になるのに今年は桜が先でした。
それだけ温かかったのだと思います。
桜はお日様を見て、スミレは土の温もりを感じて花を咲かせるのかもしれません。
そう考えると五臓と合わせて考えるとお日様は五行の火と同じ陽で五臓は心と五志は喜にあたります。人々は桜を見て喜びます。天が陽なら土は陰で、五行の土は五臓脾・五志は思と関連しています。だから、スミレはひっそりとした感じに咲いて人々は何かを思うのかもしれないなどと考えています。
春は生命活動が活発になる季節のでその気に応じる事が健康の秘訣だと古書にかかれています。春を楽しみましょう。

狭山台店からのお知らせ・・・・
狭山台店は第3木曜日はお休みです。
◆中医学講座『中医学で考える女性の身体 月経不順』
4月19日(第3木曜日) 10:30~12:00
場所:狭山台店   受講料:500円(資料代含む)
申し込み:4月17日(火曜日)までにお申し出ください。
◆中医学基礎講座 全6回
5月から毎月第3木曜日
場所:狭山台店   受講料:500円(資料代含む)
申し込み:5月15日(火曜日)までにお申し出ください。電話でOKです。
5月 整体観・陰陽五行学説・中医学特有の治療体系
6月 気血津液・五臓六腑
7月 中医学の診察(四診)
9月 病因・病機・八綱弁証
10月 気血津液弁証
11月 臓腑弁証
*8月は講座はお休みです。
*中医学の基礎知識です。1時間半ですから浅く広くですが『中医学』を知るきっかけになると思います。興味のある方ならどなたでも歓迎です。

ゴールデンウイークのお休みについて
5月2日から5月6日までお休みになります。
この間中国の成都中医薬大学付属病院の耳鼻科に研修にいきます。
鼻炎や耳鳴りなど耳鼻科系の症状でお困りの方も多いと思いますがしっかり学んで皆様のお役にたてれば幸いです。

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子宝相談

中医学漢方で身体づくりしましょう。

元気な赤ちゃん 中医学漢方で身体作りするならば、中医学漢方の理論が大切です。何故なら、薬効で使うのでなく、身体のバランスのひずみを少しでも改善する為のアプローチだからです。

 

 

二七にして天癸至り、任脈通じ、太衝の脈盛んにして、月事時を以って下る。故に子有り。

 月事時を以ってくだるとは月経がはじまるという意味です。腎は生長・発育・生殖を主るといって、人の発育は腎気の充実を関係しています。二七(14歳)くらいになると腎気は益々盛んになって天癸(生殖機能の成熟を促す物質で腎気と密接な関係がある)至りる。

 そして衝任の二脈に通じて子供できるようになります。これは脾・肝・腎と血海(胞宮)をつないでいます。ですから生殖機能において腎は重要ですが、肝・脾も重要です。ただし五臓は相生相克で関係している事も忘れてはいけません。また督脈・帯脈も胞宮の正常な生理機能の保持に大切です。

月経周期に合わせて漢方を考える。

妊娠中 基礎体温をみると女性の身体には周期がある事がわかります。ちょうど夜と昼が繰り返しくるように、低温期と高温期が繰り替えされます。低温期は陰 高温期は陽の時期にあたります。

 また月経期は陽が極まって陰に転化、排卵期は陰が極まって陽に転化するという動きのある時期です。この考えに合わせて漢方や漢方食品を運用していきます。

痰湿瘀血が正常な営みを邪魔している。

 痰湿や瘀血は経絡や血脈の気血の流れを阻害するものです。これらは病理副産物ですが、なぜこの状態になったかを考えて 解消する必要があります。

寒と熱

 胞宮をとりまく環境は冷えも熱もよくありません。冷えて血行がわるくなれば瘀血のもとですし、熱は気や精血の消耗につながります。熱はストレスと関係した肝鬱化火や陰虚による虚熱、また 血熱や心肝火旺などいろいろな状態が考えられます。

 自分の状態を知って身体づくりしましょう。

平成30年3月 勉強会

平成30年3月18日 中医学勉強会

『活血補腎で抗老防衰』~漢方で認知症を予防しましょう!~ 中医学講師 劉文昭

劉先生は循環器がご専門で、以前は心電図の見方なども入れて循環器の病気の講義をしていただいています。今回は脳血管と関係する認知症についてお話し頂きました。

認知症は日本の社会問題
今後認知症患者が増える傾向にある
内閣府のHPより
認知症患者数の推計
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html
2012年には7人に1人から2025年には5人に1人という可能性が示されている。
*認知症の分類
①血管障害性
②変性性認知症・・アルツハイマー型認知症
③脳血管障害を伴うアルツハイマー型認知症
*症状
中核症・・・記憶障害・認知機能障害
周辺症状・・・幻覚・妄想・抑うつ・不安な等 問題行動
*画像診断について(脳溝が広くなる・脳回が狭くなる・脳室拡大)
*脳血管系認知症(動脈硬化・血栓など)・・・瘀血

中医学による弁証論治
高齢に伴う腎精虚衰 (腎陰虚または腎陽虚)
(腎精は生長・発育・生殖などの生命活動に不可欠なもので、髄を生じ髄海(脳)に通じる為の根幹をなすもの)
気血両虚(気血が足りず養われない)
痰濁内阻・瘀血阻滞(気血の流れが悪く養われない)

●痰濁内阻害に対応するもの
温胆湯・・・清熱化痰の品ですが、この中の薬味である黄連・半夏は中医において(製半夏は眼圧と脳内圧に黄連は脳内溏代謝に関係するとされ)多用されているそうです。
●瘀血阻滞に対応するもの
冠元顆粒(近年薬理研究もされています。)もともと冠心病(狭心症)の漢方薬としてつくられた冠心Ⅱ号方をもとに日本で考案された処方ですから循環系の瘀血に対応できると考えられます。
●気血両虚に対応するもの
心脾顆粒・・・気血両虚で臓腑としては心脾両虚の時です。心は思考する脳の働きも心と考えられています。眠れない・くよくよ考える・物忘れなど心の弱りの現象です。
当帰芍薬散・・・補血・健脾利水の薬味で構成されています。
●腎精虚衰
腎精不足ですから精血を充分補う必要があるので力のあるものを使います。
鹿茸は益精血の働きが充分あるものの1つです。とても力のある中薬です。これが入ったものに参茸補血丸・参馬補腎丸などがあります。
特に参茸補血丸は15年くらい前にマウスの記憶障害の改善実験がおこなわれています。
当時活血化瘀の冠元顆粒と参茸補血丸の使用で良い結果が得られていたのを記憶しています。
そのほか陰精を補うものとしては亀鹿仙が亀鹿二仙膠という方剤をもとに作った漢方食品で、すっぽんも加わって更に良いものになっています。

その他の漢方食品
・艶麗丹…老化防止にもなるし、艶があって麗しくいられるという名前がついた艶麗丹(えんれいたん)はなんと蛙の卵管が使われています。1年の半分は氷に閉ざされた場所の林の中にいる蛙で長い冬眠から目覚め繁殖能力が高まった状態の時をつかめて食べるそうです。その卵管は美肌効果もあるそうです。
・くるみ…胡桃は脳とそっくりな形をしていますが、脳に良い食べ物です。
・香ロぜア…紅景天と同じ植物でシベリアでとれたものです。紅景天はチベットで使われている中薬で健脳益智・扶正固本・理気養血などの働きがあるとされています。
ロシアではうつ状態の改善に使われているそうです。

お気に入り
香ロゼアは私の好きなハーブティーです。
毎朝、コーヒーや紅茶に入れて飲んでいます。そのまま飲んでもローズの香りでおいしく頂けます。
健脳の働きとは脳の調整と思っています。
眠気覚ましにはなりません。逆に飲んだあと眠くなる時もありますが、脳が休んだほうが良いとおもってるんだなって考えています。でも仮眠した後はすっきりです。
例えばカフェインの入ったお茶は中薬学によれば堤神醒睡とかかれています。つまり心の神(思惟活動)を上向きにして覚醒する、つまり眠気覚ましになるという事です。
扶正固本(免疫力を上げて身体の本質をしっかりさせる)できて、脳にも良くて美味しい!最高です。