ご挨拶

薬眞堂薬局 小手指店店内 皆様 こんにちは。薬眞堂薬局です。薬眞堂薬局では30年以上の豊富な経験を持つ薬剤師がご相談を伺っております。

 中医学漢方では陰陽の調和、気血津液・五臓六腑の円滑な機能の維持によって、恒常性が保たれ健康でいられると考えられています。それが崩れると体調も崩れ病気になる事もあります。

 ですから中医学漢方において身体の状態の把握は重要なポイントです。不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順など気血精の不足、また気血の巡りの悪い状態の事が多く、それには肝・腎・脾が深く関わります。腰痛・関節痛・坐骨神経痛も肝腎の衰えが元になっている事が多く、アトピー性皮膚炎は脾が関わっている事がよくあります。

 このような中医漢方の見方に立ち、確かな弁証論治の力で 自然治癒力を高める身体作りをしていきませんか?

 是非お気軽にご相談下さい。

薬眞堂薬局からのお知らせ!

薬眞堂薬局狭山店からのお知らせ
 ・第3木曜日は12時半開店になります。

 ・第2回中医学漢方基礎講座
  6月16日(第3木曜日)10時半から12時 定員5名 費用500円
  中医学特有の治療体系・気血津液についてです。

 

梅雨の時期になります。湿度が高くなると、脾臓の働きが悪くなりがちです。中医学では『脾は湿を嫌う』といいます。軟便や下痢、食欲不振、身体が重だるい、関節が痛むなど湿邪が影響しています。勝湿顆粒や五行草茶などを利用してさっぱりすごしてください。

蒸してくると気温がそれほど高くなくても暑苦しさを感じます。でも湿は陰邪で冷えるので手首や足首をさわってみる冷たかったりします。温かい食べ物や飲み物をとるようにしてください。

イスクラ心脾顆粒話題の心脾顆粒を取り扱っています!
 ・イスクラ心脾顆粒 60包 税込9,720円
 ・効能・効果 貧血、不眠、健忘
 ・特徴 「イスクラ心脾顆粒」は、10種類の植物性の生薬を原料として製剤化したもので貧血、不眠、健忘の改善を目的としております

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子宝相談

中医学漢方で身体づくりしましょう。

元気な赤ちゃん 中医学漢方で身体作りするならば、中医学漢方の理論が大切です。何故なら、薬効で使うのでなく、身体のバランスのひずみを少しでも改善する為のアプローチだからです。

 

 

二七にして天癸至り、任脈通じ、太衝の脈盛んにして、月事時を以って下る。故に子有り。

 月事時を以ってくだるとは月経がはじまるという意味です。腎は生長・発育・生殖を主るといって、人の発育は腎気の充実を関係しています。二七(14歳)くらいになると腎気は益々盛んになって天癸(生殖機能の成熟を促す物質で腎気と密接な関係がある)至りる。

 そして衝任の二脈に通じて子供できるようになります。これは脾・肝・腎と血海(胞宮)をつないでいます。ですから生殖機能において腎は重要ですが、肝・脾も重要です。ただし五臓は相生相克で関係している事も忘れてはいけません。また督脈・帯脈も胞宮の正常な生理機能の保持に大切です。

月経周期に合わせて漢方を考える。

妊娠中 基礎体温をみると女性の身体には周期がある事がわかります。ちょうど夜と昼が繰り返しくるように、低温期と高温期が繰り替えされます。低温期は陰 高温期は陽の時期にあたります。

 また月経期は陽が極まって陰に転化、排卵期は陰が極まって陽に転化するという動きのある時期です。この考えに合わせて漢方や漢方食品を運用していきます。

痰湿瘀血が正常な営みを邪魔している。

 痰湿や瘀血は経絡や血脈の気血の流れを阻害するものです。これらは病理副産物ですが、なぜこの状態になったかを考えて 解消する必要があります。

寒と熱

 胞宮をとりまく環境は冷えも熱もよくありません。冷えて血行がわるくなれば瘀血のもとですし、熱は気や精血の消耗につながります。熱はストレスと関係した肝鬱化火や陰虚による虚熱、また 血熱や心肝火旺などいろいろな状態が考えられます。

 自分の状態を知って身体づくりしましょう。

平成28年5月 勉強会

平成28年5月19日 薬剤師会の勉強会

メンタルヘルスにおける漢方と栄養学 山口病院精神科部長 奥平智之先生

■精神疾患に影響する栄養学的因子
■検査値が基準値内であっても分子栄養学的には色々な情報が含まれている。

*鉄欠乏症
 貧血で無い場合も多く見られる。
 フェリチンの値にも注目(貯蔵鉄)!
 鉄は神経伝達物質の合成にかかわっている。
 その為、うつや不眠が鉄分の摂取で改善する事もある。
 摂取するにはヘム鉄が吸収が良い。
*ビタミンB群
 たんぱく質から脳内物質を合成する過程で必要。
 不足すると集中力や記憶力低下につながる事もある。
 B群の摂取で不眠が改善する事もある。
*たんぱく質
 神経伝達物質の材料
*コレステロールの不足は脳の栄養不足につながる。

 時間の関係で栄養学の部分の一部になったが、先生の経験をまじえた話が伺えた。

【考察】
 お話の中に栄養の吸収と慢性炎症による消耗という事がでてきたが、中医学で言えば気血生化の源は脾ですので、吸収が弱い時は健脾が必要だと思う。また慢性炎症の原因は虚熱や血熱や肝火など色々考えられる。栄養補給とともにそれを受け取る身体も整える事が必要だと感じた。

平成28年5月29日 日本中医薬研究会シンポジウム

第1部「舌診を極めよう!冠心病中心に」上海中医薬大学日本校教授 高橋楊子先生

・冠心病は狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患の事です。
・心臓をとりまく冠状動脈の血管の内腔が狭くなるこれらの疾患は中医学では瘀血(心血瘀阻)の状態です。

舌の状態 ですから、舌色は紫または暗い色、或いは舌の瘀斑(班に黒ずんでいる)瘀点(暗いポツポツ))があったり、舌の裏側の静脈が長く、または太く、または所々膨らんでいたりしているなら瘀血が存在します。

・瘀血の発症原因に分けて分類したそれぞれの舌の状態
 ①気虚瘀血、②血虚瘀血、③気滞瘀血、④寒凝瘀血、⑤痰濁瘀血

3つの症例
 以上についてスライドを使って画像を指し示しながら講演されました。

第2部「活血化瘀の臨床応用」北京中医薬大学付属 東直門病院 郭維琴先生

・郭先生は冠心2号方を作った郭士魁先生のお嬢さんで研究を継承していらっしゃいます。
・郭士魁先生は著名な中医薬学者で心血管・循環器分野の名医で『狭心症患者の救世主』と称されました。
・中医学理論を重視するとともに現代科学技術の視点からも研究されました。

■血瘀証の治療実践
 婦人病 月経不順 産後悪露不下 乳汁不足 癥痂など
 久病  気虚・血虚・陰虚・陽虚から発展
 老人多虚 脾腎陽虚・肝腎陰虚から発展
 外傷 打撲 機械性損傷(ステントによる血管内皮の損傷)
 外邪襲来(特に寒邪)

■活血化瘀薬の分類
 補血活血薬・涼血活血薬・辛温活血薬・行気活血薬・破血活血薬
 冠元顆粒は破血薬以外はすべて含まれた方剤

■血瘀証と治法
 気虚血瘀…益気活血
 寒凝血瘀…益気通陽活血
 気滞血瘀…理気活血

■中医学弁証の症例分析
 ①心腎陽虚型の胸痺に対して 温陽通脈・活血止痛
 ②更年期女性の胸痺に対して 補肝腎柔肝・祛瘀通絡
 ③頚動脈プラークに対して  活血化瘀・軟堅散結
 ④血管性認知証に対して   化瘀祛湿・醒脾開痺
 ⑤老人に対する心機能保護  益気活血・健脾利水
 ⑥外傷性血瘀 三段階治療法
 (ステント留置術後の三段階治療法)

■丹参と川芎の応用

■2症例について 基本情報 診断と理法方薬 症例分析