ご挨拶

薬眞堂薬局 小手指店店内 皆様 こんにちは。薬眞堂薬局です。薬眞堂薬局では30年以上の豊富な経験を持つ薬剤師がご相談を伺っております。

 中医学漢方では陰陽の調和、気血津液・五臓六腑の円滑な機能の維持によって、恒常性が保たれ健康でいられると考えられています。それが崩れると体調も崩れ病気になる事もあります。

 ですから中医学漢方において身体の状態の把握は重要なポイントです。不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順など気血精の不足、また気血の巡りの悪い状態の事が多く、それには肝・腎・脾が深く関わります。腰痛・関節痛・坐骨神経痛も肝腎の衰えが元になっている事が多く、アトピー性皮膚炎は脾が関わっている事がよくあります。

 このような中医漢方の見方に立ち、確かな弁証論治の力で 自然治癒力を高める身体作りをしていきませんか?

 是非お気軽にご相談下さい。

薬眞堂薬局からのお知らせ!

薬眞堂薬局からのお知らせ
 ・11月のお休み…11月の予定は祭日もお休みになります。また11月12日土曜日は臨時休業です。狭山台店は11月7日(月曜日)も臨時休業です
 ・11月17日(第3木曜日)…中医学基礎講座(病因、病機) 10:30~12:00 その為12:30開店になります。

 

インフルエンザが流行しはじめています。(マスク、手洗い、うがい)+ 板藍根でしっかり予防するとともに、病気にならない身体作りを心がけてください。

脾胃は気血を作る源です。暴飲暴食、偏食、不必要に水分を飲みすぎる、生ものや冷たい物・激辛などの刺激物は脾胃を傷つけるので気をつけましょう。

疲れたとき、多忙の時、寝不足の時こそ消化の良いものをゆっくりよく噛んで食べ、『脾の運化』(栄養の吸収・輸送、水液代謝の事)をたすけましょう。また、ストレスは肝と関係していて、『肝は脾を克す』の働きが強くなりすぎて、脾の働きが押さえ込まれてしまいます。休養とリラックスを心がけましょう。

寒くなり始めは風寒の邪が入り込みやすくなります。生姜や長ネギを利用して早めに風邪を追い出しましょう。

最新記事

  • 私達の勉強会

    平成28年10月16日 中医学の勉強会 頂調顆粒(川芎茶調散)と五官病 中医学講師 仝選甫先生 五官病…耳鼻科と眼科領域の症状を持つ状態のことです。 ■耳鳴 蝸牛の循環が悪い状態→突発性難聴や耳鳴に発展  ・原因 ストレ …

    平成28年10月 勉強会

  • 病気と漢方

    「アルコールとかを解毒する」 「もの言わぬ臓器っていわれていて気がつかないうちに悪化してるんだって」 「脂っこいものばかり食べてると脂肪肝になっちゃうよ」 「脂肪肝は癌化するの?」  肝臓に関する知識は色々ですが、解毒と …

    肝臓って?

  • 私達の勉強会

    平成28年7月 薬剤師会の勉強会 『疼痛疾患の中医診断・治療・病例検討』 中医学講師 高橋楊子先生(舌診の基礎など著書多数)  「真の疼痛治療は対症療法のほかに個々の異常を分析しながら弁証論治による根本治療を施すべきであ …

    平成28年7月 勉強会

子宝相談

中医学漢方で身体づくりしましょう。

元気な赤ちゃん 中医学漢方で身体作りするならば、中医学漢方の理論が大切です。何故なら、薬効で使うのでなく、身体のバランスのひずみを少しでも改善する為のアプローチだからです。

 

 

二七にして天癸至り、任脈通じ、太衝の脈盛んにして、月事時を以って下る。故に子有り。

 月事時を以ってくだるとは月経がはじまるという意味です。腎は生長・発育・生殖を主るといって、人の発育は腎気の充実を関係しています。二七(14歳)くらいになると腎気は益々盛んになって天癸(生殖機能の成熟を促す物質で腎気と密接な関係がある)至りる。

 そして衝任の二脈に通じて子供できるようになります。これは脾・肝・腎と血海(胞宮)をつないでいます。ですから生殖機能において腎は重要ですが、肝・脾も重要です。ただし五臓は相生相克で関係している事も忘れてはいけません。また督脈・帯脈も胞宮の正常な生理機能の保持に大切です。

月経周期に合わせて漢方を考える。

妊娠中 基礎体温をみると女性の身体には周期がある事がわかります。ちょうど夜と昼が繰り返しくるように、低温期と高温期が繰り替えされます。低温期は陰 高温期は陽の時期にあたります。

 また月経期は陽が極まって陰に転化、排卵期は陰が極まって陽に転化するという動きのある時期です。この考えに合わせて漢方や漢方食品を運用していきます。

痰湿瘀血が正常な営みを邪魔している。

 痰湿や瘀血は経絡や血脈の気血の流れを阻害するものです。これらは病理副産物ですが、なぜこの状態になったかを考えて 解消する必要があります。

寒と熱

 胞宮をとりまく環境は冷えも熱もよくありません。冷えて血行がわるくなれば瘀血のもとですし、熱は気や精血の消耗につながります。熱はストレスと関係した肝鬱化火や陰虚による虚熱、また 血熱や心肝火旺などいろいろな状態が考えられます。

 自分の状態を知って身体づくりしましょう。

平成28年10月 勉強会

平成28年10月16日 中医学の勉強会

頂調顆粒(川芎茶調散)と五官病 中医学講師 仝選甫先生

くしゃみをする女性五官病…耳鼻科と眼科領域の症状を持つ状態のことです。

■耳鳴 蝸牛の循環が悪い状態→突発性難聴や耳鳴に発展
 ・原因 ストレス・自律神経の失調
   風邪やインフルエンザなどウイルス感染
   血栓・栓塞
   血管痙攣
 ・中医学による原因
   肝腎不足
   肝血虚               活血化瘀
   肝の疏泄失調     ⇒   疏肝理気
   瘀血                安神 
   心血虚(虚火)          補肝腎

■鼻炎(後鼻漏)
 ・原因 蓄膿症(慢性副鼻腔炎)
   アレルギー性鼻炎
   血管運動性鼻炎

後鼻漏チェックシート

中医学の治療方針  健脾益気・宣肺開竅・活血利湿

鼻淵丸の処方説明

①肺気不宣による鼻塞の改善
■蒼耳子…帰経 肺
散風除湿(風邪を散じて湿を除く)
通鼻竅(鼻の通りを良くして停滞した鼻汁は排出する)
止痛
■辛夷…帰経 肺・胃
発散風寒(風寒の邪を外に散じて除く)
通鼻竅

②肺経の熱を取り除く
■金銀花…帰経 肺・胃・心・脾
清熱解毒(熱を清して、身体にとって害になるものを除く)
疏散風熱(風熱の邪を散じて除く)
■菊花…帰経 肺・肝
清熱解毒
■茜草…帰経 肝
涼血(血分といって身体の深い所にある熱があるので涼しくする)
活血(血の巡りを改善)
止血

頂調顆粒(川芎茶調散)の処方説明

■川芎…少陽経・厥陰経の頭痛に有効
■白芷…陽明経の頭痛に有効        ⇒    頭全体の経絡を網羅している
■羗活…太陽経

■防風・荊芥…上部の風熱を散じる
■薄荷…風熱の邪を散じる
■香附子…川芎と伴に気血の巡りを改善する
■茶葉…頭をすっきりさせる
■甘草

*もともと茶葉は後から加えて服用するようになっているので、頂調顆粒を服用する時は緑茶で飲むのが効果的
*頭部の経絡を網羅している事から中国では各種疾患に応用されています。パーキンソンの運動障害・三叉神経痛・副鼻腔炎による頭痛・顔面麻痺、その他多剤と組み合わせて使われているそうです。
*月経に伴う頭痛に効果的

症例研究4例について

平成28年10月 薬剤師会の勉強会

癌の痛み治療における薬剤師の役割 大日本住友製薬株式会社 ペインケア領域担当 主事 細川泰博様

■痛みの包括的評価…痛みの軽重によって
■癌患者にみられる痛み
 1、癌による痛み
 2、治療による痛み
 3、直接関係のない痛み
■痛みの性質の分類…侵害受容性疼痛(生体防御反応による痛み)・体性痛、内臓痛
          神経障害性疼痛

【痛みの発生メカニズム】
・痛みの評価の言葉による仕方 例 鋭い・ズキズキ・重い・ジンジン・その他
・言葉による改善度の見方
・問診:痛みの部位・性質・強さ・生活への影響
・WHO方式がん疼痛治療法
・薬剤について
・痛みを除く事による延命効果について
・麻薬成分が疼痛下において副作用が抑制されるメカニズム
・麻薬成分の便秘の副作用について下剤の用い方など