ご挨拶

薬眞堂薬局 小手指店店内 皆様 こんにちは。薬眞堂薬局です。薬眞堂薬局では30年以上の豊富な経験を持つ薬剤師がご相談を伺っております。

 中医学漢方では陰陽の調和、気血津液・五臓六腑の円滑な機能の維持によって、恒常性が保たれ健康でいられると考えられています。それが崩れると体調も崩れ病気になる事もあります。

 ですから中医学漢方において身体の状態の把握は重要なポイントです。不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順など気血精の不足、また気血の巡りの悪い状態の事が多く、それには肝・腎・脾が深く関わります。腰痛・関節痛・坐骨神経痛も肝腎の衰えが元になっている事が多く、アトピー性皮膚炎は脾が関わっている事がよくあります。

 このような中医漢方の見方に立ち、確かな弁証論治の力で 自然治癒力を高める身体作りをしていきませんか?

 是非お気軽にご相談下さい。

薬眞堂薬局からのお知らせ!

■6月に梅雨あけなんてびっくりです。
例年、強い日差しが雨雲に隠れていますが、今年は容赦なく照って痛いくらいです。
テレビでは「暑さに順応する期間がなかったので熱中症になりやすいので冷房して下さい。」と呼びかけています。
熱くなった身体を冷やさなくちゃと氷の入った冷たい飲み物をゴクゴク!
これは要注意です。
胃腸の働きが悪くなれば吸収力も低下します。
夏の養生はどうしたらいいの?夏の養生のパンフレットを差し上げています。

◇冷房で咽に違和感がある方白龍散を使ってみて下さい。
咽がイガイガする、痰が絡んできて咳払いしたくなる時白龍散を使ってください。
口に入れるとシュワってします。
私は50mlくらいお湯をさし、薄荷湯の香りが鼻から喉まできて清涼感を感じてから飲むのが気に入っています。
*1回分の差し上げているのでお試しください。

狭山台店からのお知らせ・・・・
狭山台店は第3木曜日はお休みです。
◆中医学講座『夏の養生』
日時:7月19日(第3木曜日) 10:30~12:00
場所:薬眞堂薬局狭山台
費用:資料代として500円
*参加の方は7月17日火曜日までにお申し出ください。

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子宝相談

中医学漢方で身体づくりしましょう。

元気な赤ちゃん 中医学漢方で身体作りするならば、中医学漢方の理論が大切です。何故なら、薬効で使うのでなく、身体のバランスのひずみを少しでも改善する為のアプローチだからです。

 

 

二七にして天癸至り、任脈通じ、太衝の脈盛んにして、月事時を以って下る。故に子有り。

 月事時を以ってくだるとは月経がはじまるという意味です。腎は生長・発育・生殖を主るといって、人の発育は腎気の充実を関係しています。二七(14歳)くらいになると腎気は益々盛んになって天癸(生殖機能の成熟を促す物質で腎気と密接な関係がある)至りる。

 そして衝任の二脈に通じて子供できるようになります。これは脾・肝・腎と血海(胞宮)をつないでいます。ですから生殖機能において腎は重要ですが、肝・脾も重要です。ただし五臓は相生相克で関係している事も忘れてはいけません。また督脈・帯脈も胞宮の正常な生理機能の保持に大切です。

月経周期に合わせて漢方を考える。

妊娠中 基礎体温をみると女性の身体には周期がある事がわかります。ちょうど夜と昼が繰り返しくるように、低温期と高温期が繰り替えされます。低温期は陰 高温期は陽の時期にあたります。

 また月経期は陽が極まって陰に転化、排卵期は陰が極まって陽に転化するという動きのある時期です。この考えに合わせて漢方や漢方食品を運用していきます。

痰湿瘀血が正常な営みを邪魔している。

 痰湿や瘀血は経絡や血脈の気血の流れを阻害するものです。これらは病理副産物ですが、なぜこの状態になったかを考えて 解消する必要があります。

寒と熱

 胞宮をとりまく環境は冷えも熱もよくありません。冷えて血行がわるくなれば瘀血のもとですし、熱は気や精血の消耗につながります。熱はストレスと関係した肝鬱化火や陰虚による虚熱、また 血熱や心肝火旺などいろいろな状態が考えられます。

 自分の状態を知って身体づくりしましょう。

人生150年時代になるのか?というニュースが!!

「現在、人は遺伝子的に120歳までといわれているけど、将来150歳までになるといわれだしているそうだよ。」
「そうするとやはり腎を補わないとね。」
「さらに肝も重要だよ。肝の事を言わない人もいるけどね。」
「でも、脾胃が弱いならいくら補腎しても無駄でしょ。脾が気血生化の源なんだから気血が補充されなければ腎も肝も養われないわけだし。」
「それはそうだ。」
というのは今朝の会話です。

中医学的に人生とは腎精だともいえます。腎精がつきれば人生もおわります。
腎には命門の火と命門も水があります。陰陽の根本である真陰・真陽も腎にあります。
『腎は生長・発育・生殖を主る』ですから、お母さんの体内で命の火を灯した時から腎の機能によって生長してきたといえます。私達が生まれ生長し・次の世代へ命をつなぐ仕組みは腎の力によるものです。
だから腎は解剖学的な腎臓でなく、つくり育てる事に関わるすべての営みが腎気、その力の元が腎精でそれらを主るのが腎です。
遺伝的に人生150年が可能になるという事は先天の本である腎(腎気・腎精)がより充実したに他なりません。

昔の書物に50代になると肝気が衰え始め、60代は心気が衰え、70代は脾気が衰え、80代は肺気が衰え、90代は腎気が衰え、100才になると五臓すべてがすっかり弱ってしまうとなっています。
腎気は命と関わっているので最後に衰える臓になっていますが、実際は腎気の力を表わした曲線は生まれたときから上昇し女子7×4才(28才)・男子8×4才(32才)をピークに下降していきます。だから下降曲線をゆるやかにしたいなら腎精を補うと良いわけです。

50代にまず肝気が衰えるのはうなづけます。その頃視力の衰えを感じる人は少なくないと思います。『肝は目に開竅する』といって肝の状態は目に表れてくるからです。
私は近眼ですが50才を超えた頃から近眼のめがねで本が読みにくくなり、始めは度をおとすくらいで大丈夫でしたが、今は遠近両用を使っています。
また、『肝は筋を主る』『華は爪にある』といい、足などの筋がつりやすくなったり、爪がもろくなったり、柔軟性を失って硬くなったりします。
さらに『肝は血の蔵』なので、肝が衰えると血の滋潤作用も低下し肌の乾燥・しわやしみが増える・髪がパサパサして白髪も増えるなどの症状がでてきます。
婦宝当帰膠で肝血を補ったり、杞菊地黄丸などで肝腎を補いましょう。

60代になり心気が衰えるとと動悸がしたり、気が弱くなってくよくよ考えたり、眠りも浅くなったり・小さな事で不安になったり涙もろくなったりします。
心には心臓の血液を送り出すポンプの働き(血脈を主る)と思考(神を臓す)する働きがあります。
例えばいやな話しを聞いて「心臓がどきどきして不安になった。」という場合心の2つの働きが影響を受けていると言えます。
動悸・息切れ・口が乾くなどの時は麦味参顆粒、
動悸・眠りが浅い・くよくよ考えやすい・物忘れが多いなどの症状がある時は心脾顆粒を、動悸・寝つきが悪く眠りも浅い・気持ちがざわざわする感じがする・舌がぴりぴりするなどの時は天王補心丹を服用すると良いです。
また心の駆血作用がよわまり瘀血がある時は冠元顆粒を併用すると良いです。

70代は脾気が弱るので、栄養の消化・吸収や水液代謝などが弱ってきます。さらに、脾気の統血作用が弱くなると出血傾向になります。疲れ易くなり、中気が落ちると内臓が下垂します。
補中益気湯・心脾顆粒・健胃顆粒・健脾散などで脾気を高めましょう。
脾は肺と相生関係で脾の衰えは肺の衰えにつながっていきます。
気血生化の元ですから、脾気が衰えると五臓全部が養われないのでしっかり補いましょう。

80代肺気が衰えます。『肺は嬌臓』といわれています。外とつながっている為に細菌やウイルス・ほこり・花粉・カビなど外界の影響をうけやすいからです。
鼻・喉は肺衛といって侵入者を入れないようにしている部分ですが、そこも弱くなって邪気を入れやすくなります。衛益顆粒(玉屏風散)・麦味参顆粒などで力をつけるとともに、風邪の季節には板藍茶で守りを強くしましょう。
また時にシベリア霊芝などを飲んで免疫力をアップしましょう。

90代は腎精を補いましょう。力のつくものが良いです。亀鹿仙・参茸補血丸・参馬補腎丸など精つくものを飲んで身体を滋養しましょう。

この養生法は先回りするのがベストです。衰えてから補うのでなく衰える前に補うのが未病先防の心得です。

*私自身は昨年の夏に胃腸を弱くしたので健脾散又は健胃顆粒・五行草茶・冠元顆粒をお湯に溶かしてのんでいます。
数年前に60代になり「あれ・これ」が増えたので毎朝のカフェオレに香ロゼア2袋をいれています。

健忘に良い心脾顆粒も1日1回はのんでいます。
すべて脾にやさしい漢方薬です。
あと薬膳としてヨーグルトに枸杞の実・なつめ・くるみなどを入れています。
老人性疣贅の予防のため薏苡仁をご飯に炊き込んでいます。
腎精を補う為、亀鹿仙を週に2~3回飲んでいます。
元気で一生中医学と関わって行きたいと思っています。