平成27年1月18日 勉強会

午前 古典『黄帝内経』中医学講師 高橋楊子先生

■中医学講師 高橋楊子先生・・・(証の診方・治し方)など著書多数上

・内経(紀元前400~200年)の成り立ち
・中医学漢方の考えの基本をなすもの。
・養生学説
・上古天真論 養生の原則 陰陽のバランスを整える(其知道者、法于陰陽)
 長寿を全うするには充満された精気の保持が大切。(精気とは命の元みたいなものです。)
 精気を保持する為には、邪気を避け、心が静かで、安定し、欲がなく 過度に疲労せず、何でも美味しく頂き、今着ているもので満足して、習わしを楽しみ、人をうらやむ事なく、素朴で誠実でいる事が良い。
 虚邪賊風、避之有時・・・虚に乗じて入ってくる邪気をさける。
 つまり陰陽に法り、精気が満ちていれば病気になる事はないので長寿を全うすることができる。

午後 脾胃機能の特徴及び胃痛の中医弁証論治 中医学講師 高橋楊子先生

1、脾胃の機能
2、胃について 素問 五臓別論
3、胃痛の病因
  実証 (外感・飲食不摂・憂思悩怒)
  虚証 (過労 久病 飲食所傷)
  気滞血瘀
4、治則
5、弁証論治 ①寒邪犯胃 ②食滞 ③肝気犯胃 ④肝胃鬱熱・肝胃湿熱 ⑤瘀血停胃 ⑥脾胃虚寒 ⑦胃陰虚
6、養生